越後三山周辺町(新潟) 堂平山(630m)、猿倉山(687.8m) 2023年3月4日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:05 駐車箇所−−6:18 沢を渡る−−6:44 尾根に乗る(340m峰)−−7:25 長森山(530m肩)−−7:53 堂平山 7:55−−8:07 620m鞍部(アイゼン履替) 8:13−−8:30 猿倉山 8:32−−スノーシュー履替(標高470m) 9:04−−9:22 溜池−−9:37 駐車箇所

場所新潟県魚沼市
年月日2023年3月4日 日帰り
天候小雨後雪後曇
山行種類残雪期の籔山
交通手段マイカー
駐車場下出浦集落内除雪終点の路上に駐車
登山道の有無長森山南尾は夏道あり。おそらく猿倉山南尾根にもある
籔の有無残雪に埋もれて無し。無雪期の状況は不明
危険個所の有無猿倉山〜西側鞍部の間は急傾斜でアイゼン、ピッケル必携
冬装備スノーシュー、10本爪アイゼン、ピッケル
山頂の展望堂平山、猿倉山とも良好
GPSトラックログ
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コメント今シーズン初の県外&本格的残雪の山。2017年3月のDJF氏の記録を参考にルートを決定。朝から小雨模様でどうしようかと思ったが途中から雪に変わったため濡れることはなかったが、風が出た時間帯は非常に寒かった。標高が低いこともあり予想よりは雪が少なくごく一部だが潅木藪を越える場面もあった。まだ残雪期としては早いためスノーシューが無いと膝まで潜る雪質。猿倉山西側直下は急な尾根&階段状の雪庇で雪壁ができていてアイゼンとピッケルが活躍した


下出浦集落から見た堂平山、猿倉山と今回歩いたルート


除雪終点の路上に駐車 除雪終点から北を見ている
この沢を渡れる場所を探すのに苦労した 沢を渡った対岸は植林
そのまま斜面を登ることに 標高320m付近。カモシカの足跡あり
標高330m付近 340m峰で長森山南尾根に乗る
長森山南尾根には六万騎山に続く夏道あり 分かりにくいがスノーシューの跡
標高500m付近 標高530m付近。トラロープ登場
長森山山頂。半分顔を出した山頂標識 長森山から西を見ている
長森山から東を見ている 長森山東直下のこの灌木に難儀
540m鞍部から堂平山を見ている 標高580m付近
堂平山山頂。東西に長い
堂平山から西側の展望
堂平山から東側の展望
堂平山から猿倉山へ続く尾根を進む 新雪にトレースを刻む
標高610m付近 小規模なナイフリッジ。スノーシューのままで問題なし
猿倉山西側鞍部から猿倉山を見上げる 鞍部でアイゼンに履き替える
急な登りの連続と雪の段差が面倒 雪の段差を登れないので北を迂回したが穴に落ちて苦労
これは正面突破。ピッケルがあってよかった 灌木を乗り越えた先人の跡
猿倉山直下も急傾斜 猿倉山山頂
猿倉山山頂からの360度パノラマ展望写真(クリックで拡大)
猿倉山から見た南尾根 猿倉山から見た下出浦集落
南尾根のカモシカの足跡 標高610m付近。目的の尾根が樹林越しに見えている
標高610m付近。尾根が右に屈曲する 標高560m付近。一時的に傾斜が緩む
標高560m肩に石仏登場 標高560m肩の椿藪は左に迂回
椿藪の下の急傾斜にトラロープ登場 トラロープ後も急な尾根が続く
標高500m付近 標高470m付近でスノーシューに履き替える
複数個所で枝打ち跡あり。おそらく夏道があるのだろう 標高410m付近
標高370m付近 標高350mにも石仏あり
標高290m付近 早くも柳の花。春の息吹
溜池手前の水路 大きな溜池。鴨類の群れがいた
溜池南側堰堤から見た長森山南尾根
大雪原はおそらく水田 駐車箇所到着


 昨年春からのガソリン高があって今年は近場の山で週末を過ごしていたが、そろそろ雪の状態が落ち着いて激ラッセルから開放され始めるシーズンである。温暖化が進んだ近年では非常に貴重な残雪期であり、道が無い藪山に登れる唯一の機会である。

 今回はシーズン初めてということもあり、あまり距離も標高差も無い山で自宅から200km以内で雪の締りが期待できる南からアクセスできる山との条件で地形図を見ながら物色した結果、越後三山西側の高倉山〜桂山と猿倉山〜堂平山が候補に挙がった。奥只見シルバーラインが開通していれば別の選択肢があったのだが今年はまだ未開通であった。天気予報を確認すると残念ながら土曜日は新潟中越では下り坂でお昼頃から雪や雨の予報。時間がかかると悪天候に引っかかるため、より短時間で登れるであろう猿倉山〜堂平山に決定した。

 ルートであるが南側の下出浦集落をU字形に覆う尾根を利用して周回するのがこの時期では正解だろう。これなら登りも下りも基本的に南向きの尾根が利用可能であり、他の向きの尾根よりも雪の締まりが期待できる。念のためにネットで「猿倉山 堂平山」で検索したら6年前の同じ時期に登ったDJF氏の記録を発見。氏は六万騎山を基点としていたが、私は六万騎山は既に登っているのでもっと短いコースでOKである。氏の記録では猿倉山山頂西側直下と猿倉山からの下りで使った南尾根の標高540m付近が急峻とのことで、アイゼンとピッケルを持つこととした。

 今回は最近購入した防寒長靴を使用予定であり、この長靴ではまだスノーシューもアイゼンも装着したことがなく、厳しいルートではリスクがある。その意味でも距離は短く標高が低い猿倉山〜堂平山くらいがちょうどいいだろう。

 昨年12月に車の山道具は下ろしてしまったので久しぶりに必要な物資を積み込んだが、数ヶ月のブランクがあるので忘れ物が無いか心配であった。結果的には車中泊用の物資を含めて忘れ物は無かった。

 今回は新調したばかりのカーナビも投入。先代カーナビはある日突然死して全く起動しなくなってしまったのであった。10年くらい前に2万円もしなかった安物を購入したものであったが、よくもまあこれまで動いてくれた。ナビとしての性能(精度)はイマイチであったが、紙のロードマップを見る必要はほぼ無くなるくらいには使えたので便利であった。

 新調したカーナビは国産メーカ製であり、操作方法がこれまでと大きく異なるため最初は取説を読まないと使えなかったが、数日間で最低限の使い方は把握できた。古いカーナビはFMトランスミッタを内蔵しており、案内音声や音楽は車のFMラジオで聞くことが出来たが、新しいカーナビはその機能はなく、スピーカ出力を車のアクセサリ入力(昔の車にはこんなものは無かった)に接続して使用している。この場合、車側/カーナビ側それぞれのコネクタの物理的劣化が心配である。車の方はもう登録から10年を越えているので先は長くないだろうからコネクタの劣化は問題ないが、カーナビの方は長期間持ってもらわないと困る。

 久しぶりの夜間の長距離ドライブで運転の腕が落ちていないか心配であったが、登山の起点まではほとんど国道や県道レベルの広い道ばかりで問題なかった。一部工事中で通行できず迂回する区間があったが、大きなタイムロスにはならずに済んだ。

 飯山から先は豪雪地帯に入るが思ったよりも道路脇の積雪は少ない。今年の冬の初めは大雪が降ったがその後はそれほどでもなかった影響かも。山には雪はたっぷりあった方がいいのだが。

 魚沼丘陵を八箇峠トンネルで抜けて魚沼市へ。その後はカーナビに従って下出浦集落の北西端へ。車道の除雪終点に駐車。ここなら道路上であり私有地ではないので問題なかろう。左右には建物はあるが明かりは点いておらず、人家ではなく倉庫や集会場らしかった。

 ザックを担ぐのも久しぶり。冬装備としてはスノーシュー、10本爪アイゼン、ピッケルを持つ。地元の茶臼山ではほぼ空身だったのでかなり重く感じるが、今回のルートは距離、標高差とも小松原コースから一本松コースの周回で茶臼山に登るルートとはほとんど差は無い。ただし雪の量はさすがに段違いで、周囲は開けた平地もまだ真っ白で地面が全く見えない。スノーシューを使ってもそれなりのラッセルにはなるだろう。

 出発時は除雪で積み上がった雪山を越えるが、これは結果的には圧雪された状態で全く沈まなかったが、それを過ぎると長靴では踏み抜きが連発するのでスノーシューを装着。サイズ的には新しい長靴でも問題なかった。さすがスノーシューを装着するとほぼ沈まなくなり快適。これならスノーシューの重さによる負荷よりも沈まないメリットの方が圧倒的だ。一面が積雪なので積雪量は不明だがおそらく1m前後ではなかろうか。ここから見る堂平山〜猿倉山の南斜面は意外と黒いところが多く、稜線の雪の残り方が気になるところだ。

 まずは雪に埋もれた水田と思われる段状の広大な平坦地の西端を適当に上がっていく。左手の尾根に適当に取り付いて北上すれば長森山なので、尾根に取りつける場所を探しながら進んだが、水田区画と斜面の間には小さな沢が流れている。水量自体は問題ないのだが積雪のため畑と沢の間の段差は通常より1mは増えて2m近い垂直の雪壁であり、幅は5m前後あって向こう岸に飛び越えることもできない。橋でもないかと探しながら進むがそのようなものは無く、沢が埋もれるまで遡上するかと考えていたら、尾根が張り出した箇所で段差がほぼ無くなり簡単に対岸に乗り移ることができた。

 対岸は杉の植林で日当たりが悪くいかにも雪が締まっていないような場所でその通りであったが、沈む深さは足首程度で思ったよりはマシである。このまま斜面を登って長森山から南に延びる尾根に乗ってしまおうと急斜面を直登。標高320m付近で植林から自然林に変わると雪質が変化して沈み込みが大幅に浅くなり歩きやすくなった。やはりこの時期は日当たりがいい場所は雪質がいい。南向きのルートを選んで正解だった。

 最後は尾根が細くなり傾斜もきつくなって一部雪が消えている場所があったが藪は薄かった。まだ標高が低いからであろう。カモシカの足跡があったが、この後もあちこちで見られた。残念ながらご本尊にお目にかかることはできなかったが。

 340m峰で尾根に出るとネットで見たように尾根上には登山道があった。この時期はほとんどが雪の埋もれて道の存在は分かりにくいが、ルート上に潅木が張り出していないのですぐに分かった。明瞭なトレースがあったがどうやら人間のものではないようで、明らかにスノーシューの跡と分かったものは凹んでいるのではなく逆に凸であった。これは踏み固められた部分がその後の気温上昇で周囲より解けにくくなって残ったもの。新雪は無く古い雪だけということで、雪質の点ではいいことだ。

 尾根に出ると天候が悪化し、下界では雨だったのが雪に変わり気温が下がって風が当たる顔が痛いくらいだったので、おそらく気温は-3,4℃くらいまで下がっていたであろう。雨よりも雪の方がマシではあるが、このままでは衣類やザックに雪が積もりそうなのでゴアの上着を着てザックカバーをかけた。防寒の点ではゴアを着て体を動かしてちょうどいいくらいであった。

 392.8m三角点は雪の下であり気付かず通過。しかし登山道の積雪は場所によってはあと1週間もすれば消えそうなくらいに少ない場所も。来週はずっと気温が高めとの予報が出ているので雪解けが一気に進むかもしれない。

 雪に埋もれた登山道を登りきった小ピークというか肩地形が長森山山頂で、半分雪に埋もれた山頂標識が見えていた。DJF氏は登山道が続く六万騎山から上がってきたが、ぱっと見ではそちらの方向にトレースがあるようには見えなかった。逆に堂平山方面には夏道は無いが、ここまで続いていた古いスノーシューの跡はそちらに続いていた。もしかしたら猿倉山まで登ったのかもしれない。

 この先は登山道が無いので尾根上には立木、潅木が張り出していて、雪が無いと潅木に絡め取られるような場所もあったが距離は短くて済んだ。でもこの分だと1,2週間もすればだいぶ藪が出てしまうだろうか。堂平山までは細い雪稜はあるが特に危険箇所は無く、スノーシューのままで歩くことができた。というか長森山以降は稜線上に新雪が現れて場所によっては新たな吹き溜まりを形成していて、スノーシュー無しでは地獄を見たであろう。新雪は脛くらいまで潜ったので、できるだけ古い雪の場所を選んで歩いた。古いトレースの主も同様で、尾根直上ではなく南側直下に足跡が残っていることが多かった。

 登りきった東西に長いピークが堂平山山頂で、どこが最高点なのか不明状態であった。山頂標識は見当たらなかった。山頂の東西の肩からはそれぞれの方向に展望が良好だが、今は雲の高さが低くて越後三山等は雲の中で見えなかった。あちらは雪だろうがこちらの雪はいつの間にか収まっていた。ここまで来ると稜線上は新雪が積もって古い足跡を覆い隠してしまい、スノーシューの主がここまで達したのか分からなかった。

 堂平山より先は一時的に尾根幅が広がるが、逆に新雪の積もる量が増えてラッセルが重くなる。まだ積もったばかりのようで真っ白であり雪面までの距離感が掴み難いほどであった。ただし、半端にクラストして体重をかけると踏み抜く雪質よりも、最初から柔らかくて力をかけずとも沈む雪の方が体力の消耗は少なくて済む。もちろん、雪が締まって全く沈まないのが理想であるが。潅木類は広い尾根上にはほとんど無くなった。

 後半は尾根が痩せてナイフリッジも見られるが幅が極端に狭いわけではなく、スノーシューのままでも問題なく通過できた。

 標高630m付近から猿倉山への急な登りが始まるが、見上げるとかなりマジな気持ちじゃないと突破できそうにないような傾斜である。一番厄介なのは急傾斜なのに尾根の途中で雪の階段ができていて、高さは2m近くあるのでこれを直登は難しそうなこと。左右どちらかに迂回する必要があるだろう。この先はスノーシューでは無理そうなので小鞍部で10本爪アイゼンに履き替えて手にはピッケルを持った。この長靴にアイゼンを付けるのは初めてであったが、今回のアイゼンは工具無しで長さが調節可能であり大丈夫だと考えていたが、調整せずともちょうど良かった。偶然にも登山靴とサイズが同じだったようだ。

 アイゼンなので雪の潜り方は酷くなり脛まで潜る。これだけ潜る雪質ではアイゼンは不要だったかもしれない。最初の雪の段差までは尾根直上を登り、段差直下で左(北斜面)に進路を振って急斜面をトラバースしたが、ここにはツリーホールがあったようで腰まで踏み抜いて脱出に難儀する。雪が締まった南斜面が正解だったかも。苦労して尾根上に戻って次の段差は立木を利用して正面突破。木の枝にはアイゼンで付いた比較的新しい傷の跡があり、今シーズンにここを歩いた人がいるのは間違いなかった。面倒なのはこの2箇所だけであり、最後は立木が無い開けた急な雪面を登って猿倉山山頂に到着した。

 この時期の猿倉山山頂は雪庇で覆われているので地面より2mくらいは高そうであるが、少なくとも背の高い立木は周囲に無いので低灌木の藪さえ無ければ無雪期でも展望が良さそうな場所であった。360度の大展望であるが今日は低い雲が垂れ込めて標高1000m以上の山は雲に隠れてしまい、越後三山は全く見えなかった。DJF氏が登った時は快晴で素晴らしい展望だったようだが・・・・。

 さて下りだが、DJF氏が使った南尾根が下界へ下る最短コースであるが、記録によれば途中に急峻地形があるとのこと。当初はそれを避けて往路を戻ることも考えていたが、コースの長さと何よりも猿倉山西側のあの急な尾根を下るのであれば、DJF氏のコースと危険度は変わらないと判断した。だったら氏に従って最短コースを下ろう。

 南尾根は尾根幅が細く傾斜がきついので最初からスノーシューは使わずにアイゼンで下ったがズボりまくって下りなのに疲れた。この尾根はしばらく立木が無く開けた地形であり、尾根は比較的細いので滑落のリスクがあり、下りの急傾斜が苦手なスノーシューは使わない方がいいと判断したが、今回の雪質ならスノーシューでも沈むので問題なかったかもしれない。

 尾根はしばらく一本道で分岐はない。左手は最初は緩斜面だが進むにつれて谷が深くなりスキー向きの雪原とは分断されていく。標高590mで一度傾斜がきつくなり、標高560mで肩地形となって傾斜が緩むと尾根の分岐だが、今は落葉して先の様子が見えるので間違う心配はない。意外にもこの肩では雪が解けて地面が見えており石仏があった。これがあるということは昔は道があったのは間違いない。

 560m肩には小さな椿藪があり、目的の尾根はこの左を巻いて取り付くが、ここは傾斜がきつくて雪が完全に消えていてトラロープが流してあった。やはり夏道がありそうな。まだしばらくアイゼンのまま歩いたが、標高470m付近で尾根幅が広がり傾斜が緩んだのでスノーシューに切り替えると潜り方が格段に浅くなって歩きやすくなった。もっと早くからスノーシューにしておけば良かった。

 この尾根は先ほどのトラロープのあった肩直下以外は雪が付いているので本当に夏道があるのか確認はできないが、尾根上の複数か所で邪魔になる枝を落とした切口があり、その色からして数年程度前と思われた。最近ではないが昔でもなく、今でも手入れされている可能性が高い。場所によっては雪に埋もれているがジグザグの道筋らしい地形も見ることができた。

 最後は植林帯に突入して尾根がばらけて適当に下ったので、夏道起点がどこなのかは分からなかったが、この尾根末端付近を探せば見つかると思う。

 細い水路を跨げば開けた溜池に出る。ここには小型のカモ類の群れがいて私の姿を確認すると一斉に飛び立って池の周囲を周回飛行し、私が遠ざかると反対側の水面に降りていった。もしかしたら真冬は水面は凍り付くのかもしれないが、今は氷は全くなかった。

 駐車場所は溜池の対角線方向なので堰堤を半周して南西端から雪に埋もれた水田地帯へ入る。朝より雪が緩んでスノーシューでも踏み抜くので楽ではない。既に傾斜はなく水平歩行なのでなおさらである。

 水田地帯を直線的に突っ切って駐車場所に到着。出発時と同じく小さな集落静まり返って屋外に人の姿はなかった。


 振り返る。今シーズン初めてのまともな残雪期の山行で勘が戻るかちょっと不安であったが、危険個所があっても意外とあっさりと通過することができた。これで今シーズンも安心して雪山に行くことができそうだ。今回の防寒長靴とスノーシュー、アイゼンの組み合わせは初めてであったが問題なく使えることが分かったのも収穫であった。ただし、長靴は耐久性に乏しいので毎週使うといつまで持つやら。

 

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